こんにちは!新潟県三条市の住宅会社M’s BUILDです。
壁紙は適切なお手入れをすることで、美しさを長く保つことができます。
前回の記事に引き続き、建築の知識が少ない方でも簡単に実践できる壁紙のメンテナンス方法をご紹介します。
目次
1. 日常的なお手入れの基本
まずは日常のお手入れ方法についてご紹介します。
掃除の頻度
- 目に見える汚れ:発見次第すぐに拭き取る
- 全体的な清掃:2〜3ヶ月に1回
- 本格的なメンテナンス:年1回
必要な道具・用品
基本的にモノタロウですべて手に入ります。
お近くのホームセンターでも同じような商品がたくさんあると思いますので、
年末のお掃除用品に加えてみてはいかがでしょうか。
- ウェットシート(マイクロファイバー配合)
【モノタロウ】激落シート 壁紙用 - ハンディモップ等
【モノタロウ】 ムーンダスターEX - 壁紙専用クリーナー
【モノタロウ】 壁紙クリーナー(電解アルカリイオン水)
2. 【汚れ別】お手入れ方法
結論としては
「やさしく、傷めないように」
お手入れで傷んでしまっては元も子もないのでガシガシしないようにしましょう。
普段の埃取り
- はたきやハンディモップで上から下に向かって軽く払う
- 週1回程度の頻度で実施することで、汚れの蓄積を防ぐ
手垢など軽い汚れの除去
- ウェットシートを使用、もしくはマイクロファイバークロスを水で軽く湿らせる
- 絞ってから優しく拭き取る
- 乾いた布で水分を拭き取る
頑固な汚れへの対処
- 壁紙専用クリーナーをクロスに噴霧
- 優しく円を描くように拭き取る
- きれいな布で仕上げ拭きをする
強くこすらないこと!
3. 注意点とコツ
やってはいけないこと
- 市販の強力洗剤の使用
- 固いブラシでのこすり洗い
- ドライヤーなどの熱風の使用
効果的なメンテナンスのコツ
- 汚れは見つけたらすぐに対処
- 掃除は上から下へ
- クリーナーは必ず目立たない場所でテスト
- 換気を心がけ、カビの発生を防ぐ
4. トラブル別の対処法
剥がれかけた場合
壁紙専用の接着剤で補修できます。
穴が空いた場合
補修材で対応しましょう。
カビが発生した場合
程度にもよりますが、カビ取りクリーナーがあります。
- カビ取りスプレーを使用
- 十分な換気を行う
- 必要に応じて除湿器の設置を検討
5. 手に負えない!そんな時は
これは自分の手に負えない…
そんな時は「えい!やぁ!」でやらずにプロに相談しましょう。
たとえばこんな時。
- 大きな範囲での剥がれ
- 広範囲にカビが発生
- 水漏れ等による膨らみ
- 壁紙全体の変色
6. 予防としてのメンテナンス
湿度管理
- 適切な湿度:40〜60%
- 除湿器やエアコンの活用
- 結露防止のための換気
日光対策
- カーテンやブラインドの活用
- 直射日光による変色の防止
まとめ

壁紙のメンテナンスは、適切な道具と定期的なケアで十分に対応できます。
ただし、無理な洗浄や不適切な道具の使用を避け、疑問点があれば専門家に相談することをおすすめします。
適切なメンテナンスで、新築時の美しい壁紙を長く保ちましょう。
おしまい。
コメント